前田 知洋
話題の番組「極上の月夜」に、前田知洋さんが出演しました。
相変わらずのテクニック、手さばき、鮮やかです。
今回の番組の中で、一つマジックのタネ明かしをしています。
現象
裏向きのトランプから、1枚カードを引いてもらいます。そのカード印を付けて、
好きなとろへ裏向きのまま戻してもらいます。
それをそのままカードケースに戻して、おまじないをかけると、お客さんが選んだ
カードだけ表向きになって出てきます。
タネ明かし
はじめに裏向きになっているカードの山の1番下のカードだけをひっくり返しておきます。
それを相手に気付かれないように広げ、相手から1枚カードを引いてもらいます。
そしてお客さんがカードにサインをして戻してもらうのですが、それまでの間にカードの山をひっくり返すのです。
カードを返してもらうときにはカードを広げたりしませんから、相手に気付かれる心配はありません。
そうすると自動的に相手のカードだけがひっくり返っている、と言うわけです。
今回のタネ明かしではそのひっくり返すタイミングをどのようにしているかをVTRで、しっかり見せてくれてました。
これ、ちょっとやばいんじゃないの?(^^;
観客の注意や視線を、注目されると都合の悪い部分からそらせる技法のことをマジックの用語で「ミスディレクション」といいます。
マジシャンが何か「秘密の動作」をするとき、いつもこのミスディレクションのお世話になっているわけです。
仕掛のあるマジックの道具が「ハード」だとすればこの「ミスディレクション」はソフトの部分です。この二つが一緒になって初めてマジックとし成立するわけですね。
今までの種明し番組はハードの部分だけど、今度のようにソフトの部分までしっかり見せたのは初めてではないでしょうか。
これからマジックを始めたい人とか、マジックを勉強中の人にはとても参考になったと思いますが、一般の人にあまり見せたくなかったですね。(視聴率は結構良いと思います。)
これからマジックを見せると、手元ばっかり見られるんじゃないでしょうか?
やりずらい!!!!
だから種明しはダメよ〜ん。
前田智洋さんが日本テレビの「世界一受けたい授業」という番組に講師として出演したことがあります。
そのときの講義のテーマが確か「マジックと心理学」という題名だったと思います。
いつものようにマジックを見せながら「どのように心理学を応用しているのか」を解説していきました。
例えば「何気ない会話を交わしながら相手を分析しマジックを手伝ってくれる人を選らんでいる」とか「カードをテーブルにさらしている時、いじられると困る場合は小物(カードケースなど)を相手とカードの間に置いて心理的なブロックをつくる」など結構「プロの仕事」の部分を垣間見せてくれました。
私などマジックの手順を間違えずにこなす事に汲々としていますが、やはりマジックは相手が居てこその芸事。お客さんも合わせた空間をコントロールできないと一流にはなれないのでしょうね。
今日のご紹介はおなじみの前田 知洋さんです。クロースアップマジックの第1人者ですが、テレビでやっているように360度からカメラでねらわれている中での演技は本当にすごいです。というかTV局やり過ぎ。
とにかく「スマート」という言葉がピッタリの方ですを。体型も演技もいろいろ含めて。
下記にプロフィールと関連グッズをご紹介します。
【プロフィール】
前田 知洋(まえだ ともひろ、1965年11月10日 - )は東京都品川区生まれのプロマジシャン。東京電機大学工学部情報通信工学科卒。日本奇術協会クロースアップ委員長。ステージとは違い身近で観せるクロースアップ・マジックの第一人者。また、パーラー・マジック(サロン・マジック)もこなす。「日本で最初のクロースアップ・プロマジシャン」とも。 オリジナリティのある演出への評価は高く、海外でも知られる。 スタイリッシュな演技と安定したテクニックで演じられるマジックは、前田知洋自身の個性と相まって非常に知的で上品な楽しさと言う印象を与える。 国内外での受賞歴は多い。


